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ノラの戦い (紀元前215年) : ウィキペディア日本語版 | ノラの戦い (紀元前215年)[のらのたたかい]
第二次ノラの戦いは、第二次ポエニ戦争において紀元前215年にハンニバル・バルカ率いるカルタゴ軍とマルクス・クラウディウス・マルケルス率いるローマ軍との間で戦われた戦闘である。 == 経過 == 前年の失敗にもかかわらず、ハンニバルは再びノラ奪取を試みた。ハンニバルはノラのマルケルスに会戦を挑んだものの、マルケルスはそれに応じなかった。このため戦う気が失せたカルタゴ軍は略奪を始めたが、マルケルスはそれに襲いかかった。その時ローマ軍は会戦で使う長い槍を装備しており、このため短い突き槍を用いていたカルタゴ軍に対して優勢に戦い、カルタゴ軍は撤退した〔プルタルコス, 「マルケルス」, 12〕。プルタルコスは「後に残された戦死者の遺体は5000、捕虜は600、死んだ象は4頭、生け捕りにした象は2頭であった」〔ibids, 12〕としているが、この記述ではこれがカルタゴ軍だけの損害か、双方合わせての損害かは不明確である(少なくとも象に限ってはカルタゴ軍のものであると言える)。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ノラの戦い (紀元前215年)」の詳細全文を読む
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